ビジネスホテルの「特殊建築物定期報告」検査へ
以前設計させていただいたビジネスホテルへと三重県亀山市→桑名市とうかがってきました。公共性のある規模の大きな建物は建築基準法で定められた「特殊建築物の定期報告」を監督官庁に2年に一度提出する事になっているのでその建物使用状況を検査をする為です。
検査内容は
・外壁タイルが浮き上がって落ちそうになっていないか。
・避難経路は確保されているか。
・換気設備などに不具合が無いか。
それ以外にも細かな事項を数多くチェックして書類を作成し監督官庁に提出します。
検査も終わりホテルの超やり手女性専務さんといろいろなお話をしてきました。
それにしても相変わらずのものすごいエネルギー!専務と話をしているといつも“ググッ”と専務ワールドに引込まれていきます。そして自分ももっともっと努力をせねばと前向きポジティブシンキングなエネルギーをいただけます。
それにしても亀山市のビジネスホテルは激戦です。半径300m以内に今津デザインが設計させていただいたホテル以外に現状1店舗あり、6月に一店舗、今年中にもう一店舗オープンします。
いかに亀山市にシャープの液晶工場がありその関連会社も増えているとはいえホテル部屋数か増え過ぎではないでしょうか?
今津デザインで設計させていただいたホテルは長期滞在形の部屋を用意しており、温泉大浴場も完備(大浴場のみの利用もOK)、1階に大きな食堂を創りランチ時には宿泊者以外の工場関係がたくさん来店、敷地内にコンビニを誘致・・・などなどとにかく“人の集まるスペースを創り外部の方とホテルとの接点を多くし他店舗との差別化”に成功しています。
桑名のビジネスホテル内には息子さんが経営する歯科医院が入っているのですが歯科医院も激戦ですね。目と鼻の先に3軒開院しています。
どんな商売でも今のトレンドだけでなく先の事も考え、他店舗との差別化できる自分の売りを考え、お客様の求めるものは何かを必死で考えねば生き残れません。
一歩一歩、日々努力!
今津デザイン一級建築士事務所
Tel:0586-44-1021/Fax:0586-45-2261
E-mail:office@imazudesign.com/URL:http://www.imazudesign.com
なるほど!勉強になります。
今の現状でそのままいける時代ではないんですね。
がんばろっと!